沖縄で中国語
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チャイナビジネスサービス › チャイナビジネスサービス › 日本人と中国人の常識の違い!

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Posted by TI-DA

日本人と中国人の常識の違い!

日常生活編

●あいさつ

「ニーハオ」は朝・昼・夜を問わず使う便利な言葉ですが、中国ではあまり使いません。
顔見知りの関係になると会ったときに「ご飯はたべましたか?」と聴かれますが、相手は‘食事がまだなら一緒にたべよう’という意味ではなく、ただのあいさつです。
日本でいう、「こんにちは」「こんばんは」に当たる軽いあいさつ言葉です。


●お礼

日本では、何かにつけてお礼を言うのがマナーであり習慣でもあります。
中国では、お礼は‘その場で言う’のが原則で、何か世話をしてもらった、歓迎の接待をうけたなど、お礼を言うべき事が発生した場面で誠意を伝えます。
たとえば、そのお世話になった人に1週間後に会う機会があり、実際に会うときには‘先日はどうも・・・’と先日のお礼をまた繰り返すことはしません。
親しい関係にある場合、相手にお礼ばかりを言っていると自分とは距離を取りたがっていると誤解されたり、‘水臭いやつだ’と思われたりします。
感謝の表現を、心の隔たりだと思われます。


●お詫び

日本では「負けるが勝ち」の精神で「ごめんなさい」をいう事で、物事をうまく収める事がありますが、中国人は簡単には謝りません。
それには理由があり、謝ることが大きな責任問題に発展し謝ることは一定のリスクがついてまわるという背景があります。
中国では日本のように「すいません」の安売りはしていません。
軽々しく謝ることは‘自分のメンツが潰れる’‘罪が重くなる’ことだと考えます。
謝らない事で口論になりそうな場面でも、逃げ腰にはならず堂々と応戦することが多いと言えると思います。


●ほめる

中国人は人をほめるのが上手です。中国人にとって「ほめる」という行為は、コミュニケーションをするうえでの潤滑油でもあるのです。
注意をしないといけないのが、日本では相手の配偶者について「綺麗」だとか「ハンサム」だとか褒めるのは社交辞令として使われる事もあるのですが、中国では異性の外見上の魅力を褒める事は相手に気がある、性的な魅力を感じているということになります。


●ストレートな意思表示

中国人はストレートな物の言い方を好み、自分の意思をハッキリと伝えますが、争い事を避けるために自分の意思を殺す日本人との違いがそこにあります。
日本人の「和」は対立を避ける事で保たれ、中国人の「和」は個性を認め合うことで保たれます。日本と中国では「融和」「調和」「平和」と同じ漢字を使って表す言葉でも微妙にニュアンスに違いがあります。


●割り勘はなし

中国では「割り勘」はありません。友達同士の食事やデート、ビジネス関係の会食、パーティといった席では、誰か一人(通常食事に誘った人)がその場にいる人の分すべて払うのが常識です。
日本では誰かにごちそうになったら、その場で「ご馳走さまでした」と感謝の気持ちをのべ、次にあったときにも「この前はありがとうございました」とお礼を言いますが、中国では言葉ではなく、今度は自分がご馳走してあげることで感謝の気持ちを表すのです。 これは中国人の貸し借りの文化からくるものです。
ただし、最近では若い人を中心に割り勘を取り入れる人も増えてきています。


中国人にとっての「食」編

●円卓と大皿料理に込められた想い

中国では食は単に空腹を満たすだけではなく、食卓を共に相手との関係を深めるための大切な行為であるという意識がとても強いです。「円卓」「大皿料理」もその表れです。
大勢で円卓を囲んで大皿料理を分け合う中国の食習慣は、食事の作法を重んじる日本と比較するとその考え方の違いは明らかです。
同じ皿の料理をホストはゲストに料理を取り分けることでおもてなしの心を表現し、ゲストもそんな行為を受けることで親密な関係を築いてきました。
(中国のお箸が日本と比べて長いのは、相手に取り分けられるように長いのです。)


●中国人は冷めた弁当は食べない?

中国に行って日本人が驚くことの一つに、中国人は冷めた料理は食べないという事が挙げられます。さらに生ものを受け付けません。生ものや冷めたものより火を通した温かいものの方が衛生上安全だという考えと、冷めたものや冷たいものは身体に良くないという漢方医学に基づいた考えに由来しています。
日本の食文化の象徴とも言える寿司や刺身や生卵を付けて食べるスキヤキなどは美味しい料理とはいえないのです。
さらに中国人はお弁当を食べません。食事は温かいものと思っているため、日本のお弁当のような冷めた料理を食べる習慣がありません。
中国にもお弁当に似た「ホーファン」といわれるものがありますが、屋台などで売られていて、発泡スチロール製の容器にご飯とおかず数種類を詰めるものです。容器入りなのでお弁当のように持ち運びも出来ますが、ご飯もおかずも温かいものに限られています。中国ビジネスにおいてランチミーティングをする際には、冷めた弁当はNGです。

●中国四大料理

北京料理・・・北京鴨・羊肉火鍋・水餃子
広東料理・・・又焼肉・古老肉
上海料理・・・上海蟹・青豆蝦仁・小龍包
四川料理・・・麻婆豆腐・棒棒鶏


●中国式乾杯

中国式乾杯の特徴のひとつは回数。日本では通常食事の前に一度だけ乾杯を行いますが中国では食事や宴の最中に何度となく乾杯を行われます。
「中日友好のために」「今後の事業発展のために」「健康のために」と乾杯の理由は何でも構いません。とにかく独り酒はタブーで酒を飲む時には必ず誰かと一緒に乾杯が必要。二つ目の特徴は一気飲み。乾杯したら飲み干すまでグラスをテーブルに置くことは許されません。乾杯用グラスは小さいグラスとはいえ、アルコール度数が平均50度もある白酒であることが多いので、回数を重ねるのは大変な事です。
お酒に強くない人はビールで対応するのもひとつの手です。中国のビールは日本のビールに比べアルコール度数が低くさっぱり軽めなので胃腸にもやさしいからです。
ただし中国のビールは常温ですので、注文する際には冷たいビールをと伝えなければいけません。


●酔っ払いは厳禁

中国には酔っ払いはいません。日本のように夜道を千鳥足でフラフラ歩いている酔っ払いは存在しません。 中国は礼節とメンツを重んじるため、酒に酔って泥酔した姿や醜態をさらすことは大変不名誉なことであるという意識がとても強いからです。
ビジネスの場においても、友人や知人との食事においても泥酔するほど飲んではいけないことを覚えておいたほうが良いです。酒の席での無礼講は中国では許されません。


●喫煙のマナー

食事の席では日本ほど喫煙マナーが一般化しているといえませんが、やはり中国でも同席している人に一声かけてから吸うのが基本です。自分が吸う場合には必ず周りの人に勧めてから吸うのが中国流喫煙マナーです。
又、タバコを勧められたら、たとえ自分でタバコを持っていたとしても相手の差し出したタバコを貰って吸います。相手のタバコを遠慮して自分のタバコを取り出すことは、「あなたの好意は受け取れない」と相手のメンツを潰す事になるので避けるべきです。


商談&ビジネスレター編

●避けたい話題

商談中に政治的な話題や歴史問題を話題としてあげることはよくありません。
又日本流やり方を押し通そうとするのは、反感をかうだけでいいことは何もありません。


●ビジネスレターの注意

I.アンダーライン
文中、強調したいところなどに下線を引く。この一見普通の行為も、中国ではちょっとした注意が必要です。中国では死者の名前にアンダーラインを引いたり、線で囲む習慣があるからです。強調したいときには、波線あるいは「 」を使います。
II.姓と名は分離せずに書く
日本では「鈴木 一郎様」のように、姓と名を離して書くこともありますが、中国人に対しては「王杢倫」のように、姓と名はかならずつなげて書きましょう。
離して書くと、中国では首と胴体が切り離されているイメージを想起させ、大変縁起の悪い書き方と考えられているからです。

●ごますり

中国人は‘世渡り上手’だと言われますが、ビジネスシーンで繰り広げられるあけすけな「ごますり」にあっけにとられる人もいるでしょう。
客をまねいた宴会の席でもこれにあてはまります。聴いているほうが赤面してしまう位の最上級のほめ言葉を連発します。こうした堂々とかつ徹底したごますりは、宴会の席では習慣になっていて上下関係のある人間の間での一種のコミュニュケーションとみなすことも出来ます。


●握手

日本ではあいさつと言えばお辞儀に始まり、お辞儀に終わりますが中国人の挨拶は握手で始まります。ただ、自分から進んで握手を求めてはいけません。相手方のトップが手を差し出した時に、握手をします。
ビジネスの場では、一度に大勢の人と握手をする場合もあるかと思いますが、その際は一人ずつ終わるのを待ってから手を差し出します。相手が女性であれば女性から手を差し伸べるのが普通です。 握手の際に最も注意しないといけない点は、相手と同じ力で握ることです。力のない握手は「死んだ魚」と言われ相手に対して失礼にあたります。


その他の習慣編

●結婚式

日本では男性は、黒いスーツに白いネクタイで結婚式に出席する事がありますが、中国では黒と白のみを着用するのは葬式の色と考えられます。又、白一色は喪に服する白装束を連想させウェディングの色とも重なってしまいます。
女性は、新婦がお色直しで赤を着用する事が多いので赤のドレスを着ていくのはやめた方が無難です。

●誕生パーティー

誕生日パーティーを開いた場合、パーティーとは言わないまでも会食などをした場合はお誕生日の人が払います。この点に関しては日本とまったく逆の習慣ですから注意しましょう。


●縁起の良い色

赤・・・中国人が最も好む色。お祝い事や厄除けの色として多様されます。


●縁起の悪い色

黒・・・日本同様、黒はマイナスイメージを持つ色です。
白・・・日本では清潔感をあらわす色として+ですが、中国では伝統的に
    白は「葬式」を表す色であるため、お祝い事では用いられません。
    中国人が日本で学会に出席したとき、発表者の名前と論題が白地に
    黒い字で書かれているのを見て驚いたという事がすくなくありません。
    中国では赤字に黒い文字というのが普通です。
    しかし近年では、外国文化の流用で大都市では真っ白なウェディング
    ドレスを着ることも珍しくなくなってきています。
黄色・・黄色は、卑猥や堕落したという意味でよく使われます。日本でいう
    「ピンク」と同じような使われかたです。


●縁起の良い数字

六・・・「隆」(long)と発音が似ていることから縁起のよい数字とされて
    います。
七・・・始まる、立ち上がるの「起」(qi)と同じ音を持つことから縁起が
    良い。
八・・・「発」(fa)の音に近いことから「発財」すなわち金持ちになる
    数字です。
九・・・「久」(jiu)永久に続くという意味の発音に似ているので。


●縁起の悪い数字

四・・・「死」(si)に通じることから縁起の悪い数字といわれる。
十三・・中国語で「十三点」はバカ・アホという意味になるからです。


●越大越好の法則

中国語には「越大越好」という表現があります。大きければ大きいほど良いという意味です。「高くて小さいもの」よりは、「安くても大きいもの」が喜ばれます。


●包装紙

日本ではシンプルなデザインのものが洗練されているとされ好まれるが、中国では、明るく派手なもの、いかにもプレゼントな包装紙が喜ばれます。


●贈っていけないもの

代表的なのは、置時計や掛け時計です。中国では死に水をとるという意味の言葉の発音に似ているからです。(腕時計は問題ありません。)
又、緑色の帽子、ネクタイ、ハンカチなどの装身具などもタブーです。相手を侮辱することになります。 さらに傘も「散」と発音が似ている事からバラバラになるという意味で贈り物としては不向きです。



参考資料・おすすめ書籍 
 ・中国人とのおつきあいHANDBOOK  イカロス出版
 ・これだけ違う!日本人と驚きの中国人   弘兼憲史
 ・本当はどうなの?これからの中国     朱 建榮
 ・知っているようで知らない中国 中国のことが3時間でマスターできる本  
        (株)パワートレーディングチャイナインフォメーション21

   





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